フコイダン がん抑制効果や美容効果も!
フコイダンとは、もずくや昆布やワカメなど滑りのある海藻に含まれる成分です。
いわゆる食物繊維で、硫酸化多糖の一種になります。
「H・Z・キリン」というスウェーデンの科学者によって1931年に発見されたのが始まりで、医学界や美容業界など多くの分野で注目されている成分です。
そしてまったく同じではありませんが、よく似た成分はナマコなどの動物にもあります。
よく、納豆などのネバネバ食材は体に良いといわれますが、滑りのあるフコイダンにもさまざまな効果があります。
中でも一番注目されているのは「がん抑制効果」です。
また、ピロリ菌を捕獲したり胃の粘膜を保護するので、胃の不快感を和らげたり潰瘍などの疾患にも効果が見込めます。
さらにそれ以外にも、肝機能の働きを助けたり、動脈硬化や糖尿病といったさまざまな成人病の治療にも期待が持てる成分です。
身近なところでは、抗菌作用や抗ウイルス作用がありますので、衛生面での活用も期待ができます。
そして女性に嬉しいのがアンチエイジング効果で、シワやくすみやシミといった加齢による肌トラブルに使えると評判は上々です。
特に病気ではないけれどフコイダンの成分を取り入れたいという方は、日々の食事に海藻を取り入れ健康的な食生活を送るのが一番です。
しかし忙しくてなかなか自炊ができないという方でしたら、サプリメントもいろいろと販売されていますので、そういった商品でうまく取り入れると良いでしょう。